16.襲来!超人類の恐怖!

 
大学の研究室の頃のお話です。
同期ににすごい女傑Tさんがいました・・・まあある意味O教授を超えている
というか・・・(笑)

 さて、ある初夏の頃です、ちょっと暑かったのでアイスクリ-ムを買って
講座で食べていました(昼食後ぐらいの時間です)。そこへTさんが入って来て、いきなり



T女史「私がダイエットしてるの知ってるでしょ!
人の目の前でアイス食べないでよ!」





( ̄□ ̄;)



勢いに押されて・・・
「ああぁ〜」というのが精一杯でしたが・・・



ダイエットしてるなんて
そもそも知らんがな・・・それと何かい?
1も聞かずに・・・10を知れと・・・?

それに第一声がそれかい?!





唖然・・・としている私の前をそのまま通りすぎましたが、
あんた!凄いよ・・・O教授を・・・いや人類を超えているよ・・・
無から有を知れなんて・・・人類の科学では無理だよ…(涙)


後味の悪さだけが、残るアイスクリ-ムとなってしまいました。




1時間後・・・
おやつらしき豆を食べているT女史を発見・・・
「あんたダイエットしてるんじゃなかったの?しかもさっき昼飯食べに行かなかったっけ?」





いくら食事量減らしても・・・間食してるのでは
けしてダイエットとはいいません!


さっきいきなり「ダイエットしてるのに!」と文句を言っておいて・・・1時間で前言撤回というか
前言無視ですか・・・(汗)




もう・・・誰か助けて・・・
T女史よ〜もう我々人類の尺度では計れませんよ〜(涙)


神にもすがりたいとはこういう気持ちなのか…
と何かを悟った日になりました。



こうやって、人は強くなっていくんですね〜(遠い目



-----襲来!超人類の恐怖!後日談-----

4ヵ月後
T女史は・・・私が留のカ-ドを切って、大学をほとんど留守にしてる間に精神的に逝ってしまいまして
精神病院に緊急入院して・・・いなくなってしまいました(汗)

先輩には「イジメ相手がいなくなって、ストレスが溜まったんだね!ミストのせいだよ!」と言われました
・・・って俺のせいですかい?(笑)
何か嵐のような人でした・・・今ごろなにしてるやら(遠い目


さらに2年後
研究室にT女史からの電話が・・・どうやらO教授に何か用事があったみたいですが、
部屋にいないと告げると・・・
「A助教授のとこにいるかもしれないから・・・
見てきて・・・・あとこっちは公衆電話からだから
走って行って・・・早く戻って来て・・・」



(;´Д`)
・・・そんなの知らんがな・・・


といいつつ走って見てきましたよ・・・別棟まで・・・



相変わらず、人様・・・もとい人類の都合はお構いなしなのね・・・


人類の医学・科学では、あなたをどうすることも
出来なかったようですね〜(血涙)



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