40.夢を見た瞬間

これは、大学の時にとある知り合いのおじさんに聞いた、宝くじまつわる話です。

そのSさんは、○○ジャンボ宝くじを50枚を買い・・・抽選日の日も過ぎ…
自分で確認するのも面倒だったので、宝くじ売り場で確認をしてもらおうと思い…
宝くじ売り場のおばちゃんに確認を頼みます。


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その時、おばちゃんの人差指が一本ビシッと立ち
「当たったよ!」

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Σ( ̄□ ̄;)
その”1”を示すという事は・・・?





も・・・もっ・・・もしかして、
1等1億円が当たったのか!(感激)






その売り場の近くで、ビラ配りをしていたお姉ちゃん達も、その光景を見ていたせいか…

「あの人、1等が当たったみたいよ」

「えっ〜まじぃ〜!」

っと売り場周辺は1等が出た”らしいという事で、大騒ぎです。


安い当たり金の場合、当たり金は売り場で貰えますが、高額な当たり金の場合…金融機関での引き換えとなります。
ですので、金融機関まで当たり券を持っていかなければなりません。



そのSさんも、「やっべえよ…帰りにあそこのお姉ちゃん達に
タックルされて当たり券を奪われたららどうしよう・・・!」



っともう当たった気でいます。

しかし、そのおばちゃんは周りの騒ぎに惑わされること無く…
にこにこしながら…万札を1枚だして・・・
「お兄さん!おめでとう!1万円!」
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えっ?(;´Д`)
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ビシッ!と人差指を1本出したのは…?
その”1”が示す数字の意味とは・・・?
1等ではなく1万円だったと!(゜Д゜)
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 ぐはっ(喀血死)
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Sさんんは、「いい夢見させてもらったよ、ケッ!」と心の中で叫んで…売り場を後にしました。


+何かがっかりした表情を見せるビラ配りのお姉ちゃん達・・・
それを見たSさん
ビラ配りのお姉ちゃん達…そんなにがっかりしなくてもいいんじゃない?
君らが当たったわけでも外れたわけでもないんだからさ・・・(笑)

と思ったそうです。


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