49.間にあった第六感



大学時代の友人のY君が高校生だった時に、やっちゃったネタです。

とある夏の時期・・・寝ていたY君が、ふと目を覚ますと時計の針は
7時過ぎを差しています。


起きたばっかりで、頭の中はぼーとしていましたが

「あっ!やべー〜!補講に遅刻してしまう、急がなきゃ〜!」

とだけは思って、学校に行く準備を始めます。
(この高校(進学校)には、授業の前に補講というのがありました。)
補講は7時45分からで、高校までは25分程度かかるので、前5分に
到着するにしても、7時15分には自宅を出ないと間にあいません。


飯を食っている暇はないや〜と思って、準備だけをして急いで外に出て
自転車の荷台に鞄を入れて・・・自転車に跨って、さぁ出発!と思った
その時・・・



視界が何か妙に薄暗いのが気になります。



「あれ?7時なのに・・・こんなに薄暗かったっけ?」
と何か得体の知れない不安感を覚えました。




「何かがおかしい・・・俺は重大な間違いをしようとしているのでは
ないだろうか?」という
その不安感からか、もう一度家の中に入って、何かに取り付かれた
かのように・・・TVを付けて見ます。

・・・すると・・・





・・・(;´Д`)・・・



夕方のニュースやってるよ!(爆)



NHKの夕方7時のニュースをやっていたそうです。アナンサーを見て、ピンと
来たとか(笑)





7時が7時ではなく、19時だったとはっきり認識した後に気付いたそうですが
朝の7時にはいるはずの家族が誰もいなかったそうです。
起きたばっかりでボーとしていた頭の中では、漠然と誰も居ないな〜とは思って
いたそうですが(笑)



薄暗い視界、一人ぼっちの家の中・・・から何かしら不安感を覚えて、7時か19時かを
TVで確認する行為に走らせたと思われますが・・・

何とか間にあった第六感というところでしょうか?(笑)



そのまま学校に行ったら、大笑いだったのにねぇ〜(闇笑)





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