63.外国人の見た鹿児島?

■ケース1
 中国人のお客様


 K大学に中国の姉妹都市か姉妹大学の方々がやって来ました。
いろいろ仕事等をこなして、そのうち1日を観光で鹿児島県内を回ったそうです。



▲錦港湾(鹿児島湾):大隈半島から見た薩摩半島、陸の左側に見える山が開聞岳

で、錦港湾を見るために喜入付近の海岸によった時のことです。
このような風景を見ました。
(こういうイメージだと思ってください、
実際には、薩摩半島の喜入付近から海を挟んで対岸の大隈半島の垂水市付近を見た事になりますが。)


喜入付近から錦港湾を挟んで対岸の大隈半島(垂水市付近)を見ていた所・・・
その中国から来た方はこう仰ったそうです。
「狭い河ですね〜対岸が見えますし」


日本側の関係者は凍りついたそうです。
「ぇ?Σ( ̄■ ̄);いや河じゃないし(心の突っ込み)・・・一応海だし。」

黄河とか揚子江とかに住んでいた経験のある人なら、そんな気になるんでしょうね〜
中国の大河って、対岸が見えない程、川幅が広い河ですし。



 地図(喜入付近)錦港湾(鹿児島湾)の幅は15km程度で、もちろん対岸が見えます。
「(日本の)川にしちゃ広いし、これは黄河のような大河なのか?でも大河にしては狭いの〜」
と思っての発言かもしれません。
この中途半端の距離が引き起こした錯覚(笑)なのかもしれませんね(笑)
対岸が見えないくらいの距離だと40km程度以上は必要なのかな?

この狭い海(太平洋に通じてるので)なので、鹿児島市は全く海洋性の気候にはなってません。



・備考
 川(ウィキペディア辞典)
文中に”現代では河の字に大河のイメージがあり、修辞的に海外の大河に「河」を付けることもある。”
とあったので、大河のような大きな河川に河という漢字を用いています。
こういう感覚からいくと、日本は全部川で河はないという事になりますね。





■ケース2
ロシアのお客様


鹿児島では芋焼酎が有名です。
鹿児島の居酒屋で、単に「酒!」というと”芋焼酎が出てくる”と言われてるくらいです。
(実際にやったことはないですが)
焼酎のアルコール度数は、25%が一般的に多いです。
 焼酎(ウィキペディア辞典)


そのロシア人は、その芋焼酎を飲んでこう仰いました。
「これ(アルコール度数)低くないですか?」


一緒に飲んでいた日本側の関係者は、
ぇ?Σ( ̄■ ̄)・・・いやウォッカ(のアルコール度数)と一緒にされてもさ・・・(汗)
と心の中で激しく思ったそうです。

ウォッカのアルコール度数は、低いのは40度くらいから、高いのは95%を越えるのもあるようです。
ってか、このロシア人・・・大体何度のウォッカを飲んでいるのか?(笑)
 ウォッカ(ウィキペディア辞典)


 ウォッカにまつわるジョーク・・・まあ本当にこんな電報を打ったら、スターリンに粛清されそうですが(笑)





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