52話.届かなかった書類


悲しき無常な話24話(就職決戦in三鷹市)のその後のネタです。
↑これは、就職活動をしたいた時に、とある三鷹市の無線関係の会社の
説明会に行ったときの話です。


で、1次筆記試験に受かって、2次面接試験の時の事です。
面接試験はこれが初めてで、相当に緊張して、とにかく話をするだけで
大変でした…その会社で製作していた気象レーダーを自分の研究と
からめて話をして終わりました。



なんとか面接も終わり、疲れでぐったりしそうになりながら、それでも終わった
という高揚感で変にハイテンションになりながらも…羽田から飛行機で鹿児島
に帰ります。



急いで帰る必要があったんです。
1つ書類を提出できなかったので、急いで送る必要があったんです。

健康診断書!



これは一般の病院で受けると軽く1万円を越します、そこで大学の保健管理センター
で発行してもらう事にしました。1年に1度健康診断をしてますし、
なにしろタダです。


でも、発行してくれる時期が決まってまして…
発行開始時期が面接の日だったから…そりゃ大変(爆)



仕方なく、会社の人には
「これこれの事情で…鹿児島に帰ってから、健康診断書を送ってもいいですか?」
と許可を取っておきました。
大学の講座の後輩に、健康診断書を保健管理センターで受け取ってもらっておいて
それを鹿児島に帰った私が、即効で郵送する事にしました。



で、鹿児島空港に夜9時前(羽田発鹿児島行きの最終便だったと思います)に着いて
鹿児島市内にバスで戻り、家に荷物を置いて着替えて、その後大学に着いたのが、
夜の11時くらいでした。


そこで、健康診断書を受け取り、封筒につめて、
鹿児島中央郵便局の夜間窓口に原付で持っていって・・・その時点ですでに深夜0時ごろ
速達と書留で送りました。
1000円弱程度かかりましたが…(汗)

貧乏学生にとって、ちょっと辛いものがありましたよ…(汗)
面接の時に飛行機を使った交通費代とかは、会社が出してくれました。



それでその日の作業は終了…
「ふう〜疲れた、家に帰って酒飲んで寝よう〜!」



まあ、面接の結果は1週間以内には通知すると言ってたので、結果が来るでの
数日は安心して暮らせるだろう〜と思ってました。それなりに自信もありましたし…



で起きたのが朝11時…っていや昼だろう!(笑)



講座に顔出したのが、お昼過ぎ…いや、腐ってるね〜大学生は…午後様なんて。
そこで、講座の助教授に「就職担当の先生が来いって」と言ってたよ〜という伝言を
受けます。




「?なんじゃらほい?」・・・結果が来るにしては、早すぎるのぉ〜という思いながら
就職担当の先生の所に行きます。


「不合格だってさ・・・」

えっ?(;´Д`)




もう結果が出てるの…しかも不合格かよ!

理由としては「気象レーダにこだわり過ぎ…(中略)・・・うちの会社はこれだけ
作っているわけではないんだけどね〜」
いや、自分が面接時に話をし易いように気象レーダーを中心に話しただけで
けして、これだけ作りたいわけではないんです汗)



…というか昨晩、速達+書留
で送った”健康診断書”は
まだ着いてないでしょ・・・(汗)



何か、合否の検討される事無く、即断で落とされた感がないわけではないですが・・・


必死に送った健康診断書が到着する前に
・・・なんら役に立つ事なく・・・
この会社の就職活動は終わりました(遠い目)




その2ヵ月後、東京の別の会社の説明会に行った時、その帰りにエレベータで
説明会を受けた学生と一緒になって・・・上の三鷹の無線会社の就職活動の話を
したのですが、「あそこの会社も…やっぱりコネがないと難しいですね」と
やっぱり就職をするには、それなりのコネがないと、難しいんですかね〜(遠い目)

その後に、就職して…(中略)・・・今の会社にいるわけですが…(ほほほ)

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